なんで音楽の授業があるの?
学校行事の中で一番嫌な教科は「音楽」でした。
授業でクラスの皆で歌うなら小声でごまかしも出来ますが、
歌のテストの時は本当に本当に地獄でした。
みなさんの学校がどうだったか分かりませんが、 僕の通っていた学校では、
1人ずつピアノの前に行き、 教師が弾くピアノに合わせて歌うというテストがありました。
前に出るだけで顔は少し赤くなりましすが、 音楽の教師とは仲が良かったのでそこまで酷くはありませんでした 。
恥ずかしく、歌いだしはいつも声が小さくなるのですが、 そうすると教師は
「聞こえないよ、もっと大きな声で」
と大きな声を要求してきます。
そうなると声を大きくしてがんばって歌うのですが、頭の中で
(声を大きくしたらみんなに聞こえてるだろうな・・・)
と考えてしまい、結局顔は真っ赤になります。
そのうえ声も震えてしまい、2重の苦痛でした。
リコーダーのテストも同じように一人ずつ前に出て教師の前で吹き ますが、
こちらは自分の声を出すわけではないので、 声が震えるという事はありませんでした。
それでもやっぱり赤面していましたが、 クラスのみんなも気を使ってくれていたのか
赤面については誰もからかってきませんでした。
音楽の授業も苦手でしたが、合唱コンクールはもっと地獄でした。
クラスの中でこういうイベント時にはりきる人は出てくるもので、
少人数ずつ歌って、声が大きな人から歌うのをやめて、 声が小さい人ほど
最後までみんなの前で歌のチャックをされました。
生き地獄とはまさにこのことでしょう。
巷ではパワハラ、 だのスメハラだの色んなハラスメントがありますが、
ウタハラという言葉も作るべきだと思います!