赤面症を手術で治すという手もある
実はぼくも最近まで手術で赤面症が治るということは知りませんでした。
調べてみると、
多汗症、赤面症には内視鏡手術「胸腔鏡下胸部交感神経遮断術」
という手術だそうです。
全身麻酔で、腋のあたりから2~3mmのスコープを入れていき
交感神経幹を切除する内容ですが、この手術を行うことによる下記のような合併症も
あるようなので、慎重に検討してから決めなければなりませんね。
(病院によって手術方法や合併症の内容も変わってくるかもしれませんので、そこはご自身で良く調べることを強く推奨します)
- 代償性発汗・・・背中、胸、腹、大腿部等での汗が出やすくなる
- 気胸・血胸・・・ごくまれに発生する
- 心臓への影響・・・交換神経の遮断により、心臓神経枝も一部切断されるため、心拍数が約10%減少する
赤面症と多汗症は関係が深いんですね。
確かに思い出してみると、たまに脇汗が多く出てくることもあったような・・・
でも、全然気になるレベルではありませんでした。
さて、この手術ですが、若いうちからすぐに手術するのにはあまりお勧めしません。
手術することで上記のような症状がでることもありますし、
まずは、手術するほど悩んでいるなら、まずはクリニックへ行きカウンセリング・薬で治療してみてはどうでしょうか。
赤面症は対人恐怖症や社会不安障害とも関係していると思いますし、クリニックでの治療、または催眠療法というのも人によってはアリなのかもしれませんね。